Mesa Verde National Park

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コロラド州の南西部、緑の丘と険しい谷が連続する場所に
謎に満ちた遺跡群があります。
Anasaziと呼ばれるネイティブアメリカンの先祖が暮らしたその遺跡には、
崖の真ん中に高度な技術の建築物が残っています。
人々がそこでどんな暮らしをしていたのか、
そしてなぜその場所を捨てていなくなってしまったのか、
未だによくわからないままです。

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Spruce Tree House
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Cliff Palace
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Balcony House
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Mesa Top Loop Road
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Far View Ruins
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Museum
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Petroglyph Point Trail
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Others
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地理:コロラド、ユタ、ニューメキシコ、アリゾナの四州が一点で交わるフォーコーナーズの周辺は、ネイティブアメリカンの遺跡や聖地が多く残されている地域です。温暖ながら乾燥地帯が多いこの地域ですが、コロラド州南西部にあるMesa Verdeは比較的標高が高いため降水量に恵まれ、その名の通り緑の丘に深い峡谷が刻まれています。

遺跡:この地域が栄えたのは6世紀から13世紀にかけて。その間の遺跡が残っています。初期の簡素な住居から、崖の洞穴に建てられたクリフハウスまで、時代とともに文化と技術が発達していく様子を伺い知ることができます。13世紀後半、人々はこの地域を去って南へと向かいます。渇水が原因とも言われていますが、実際のところはわかっていません。Mesa Verdeから南に移り住んだ人々が、プエブロで暮らすネイティブアメリカンの部族(Hopi、Zuni等)の先祖と言われています。

クリフハウス:文字どおり崖にある住居ですが、垂直な崖にあるわけではなくて、崖にある洞くつの中にあります。この地域は透水率の高い厚い砂岩層の下に水を通しにくい頁岩層があるため、砂岩層にしみ込んだ雨が頁岩層で止められ、境界部から涌き水が出ます。水を多く含んだ境界部の砂岩は風化・侵食されやすくなり、大きな洞くつになります。そこを利用して建てた住居がクリフハウスです。なぜそんな不便なところに住居を建てたか、敵から身を守るためとも言われていますが実際のところはわかっていません。

呼称について:当時のMesa Verdeで暮らしていた人々を、ここではAnasaziと呼びます。Anasaziはナバホの言葉でこれまで広く使われていましたが、最近では"Ancestral Puebloan"=プエブロに住む人々の先祖、という呼称を使うようになっています。

用語解説:
Anasazi(アナサジ)=6世紀から13世紀にかけてMesa Verdeで暮らしていた人々。
Pueblo(プエブロ)=アドビで作った住居。現在でも使われている。
adobe(アドビ)=日干しレンガ。
cliff house(クリフハウス)=崖に作られた住居。cliff dwelling。
pithouse(ピットハウス)=簡素な縦穴式住居。
kiva(キヴァ)=この地域のネイティブアメリカンの住居に広く見られる円形の部屋。儀式に用いることが多い。
sipapu(シパプ)=kivaの中にある円形の穴。人間がこの世界に到達した場所を象徴する。
Hopi、Navajo、Zuni、Ute=現在のネイティブアメリカンの部族。









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