地理:コロラド州北部、州都Denverから車で2時間ほどです。アクセスもよく、夏の観光シーズンや秋にエルクが麓に降りてくる時期には大変込み合います。園内の宿泊施設はキャンプ場しかないため、西のGrand Lake、東のEstes Parkが主なゲートタウンになります。
造山活動:現在のロッキー山脈を形成することになる隆起が始まったのは7千万年前。新生代の間に現在の規模と同等になったそうです。そしてその後は水や氷による侵食が進んでいます。氷河の痕跡は様々な形で残っています。
生態系:標高による生態系の変化を簡単に楽しめるのがこのパークの魅力の一つです。湿地帯や緑の豊かな高原から、森林限界を越えてツンドラ地帯まで、Trail Ridge Roadを走ると生態系の変化を観察することができます。
野生動物:このパークの名物?となっているのが、秋のエルク。寒くなって標高の低いところに下りてきたエルクは、発情期を迎えて独特のかん高い鳴き声を聞かせてくれます。それを目当てに見に来る人も多く、秋にはエルク渋滞が発生したりもします。しかしエルクは数が増え過ぎて、適性数に戻すための方策が検討されています。他にはビッグホーンシープもこのあたりのシンボル的存在ですが、残念ながら大きな群れは見たことがありません。
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